2004年9月7日 307 原動機、燃料装置、緩衝装置の不具合

リコール対象車の主要諸元

車名 型式 通称名 種別・用途 車体の形状 原動機の型式
(総排気量(CC))
プジョー GH-T5NFU 307
スタイル
普通・乗用 箱型 NFU (1,587cc)
GH-3EHNFU 307
スタイルブレーク
ステーション
ワゴン
GH-T5RFN 307XSI 箱型 RFN(1,997cc)
307XS
307XT
GH-A307CC 307CC 幌型
GH-3EHRFN 307XS
ブレーク
ステーション
ワゴン
307SW
GH-M307CC 307CC S16 幌型 RFK(1,997cc)

リコール届出一覧表

リコール届出日:平成16年9月7日
リコール開始日:平成16年9月7日
リコール届出番号 外-1158
届出者の氏名又は名称 プジョー・ジャポン株式会社
代表取締役 リチャード・ジー マレー
(製作国:フランス共和国)
(製作者名:オートモービルズ プジョー)
(問い合せ先:0120-840-240)
不具合部位(部品名) 1.原動機 2.燃料装置 3.緩衝装置
基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
1. エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、スロットルバルブの閉じた位置で、当該バルブの振幅が大きく、電子スロットルモータのストッパーが破損することがある。そのため、エンジン制御がエマージェンシーモードになり、ブレーキ倍力装置に供給される負圧が減少し、ブレーキペダルの踏力が通常より重くなるおそれがある。
2. タイミングベルトカバー回りの燃料供給配管の取付けが不適切なため、当該配管とベイパーパイプとが交差しているものがある。そのため、走行中の振動で擦れ合い、長期間の使用により当該配管とベイパーパイプが摩滅すると燃料漏れに至るおそれがある。
3. フロントサスペンションロアアームボールジョイントをナックルアームに取り付けるボールジョイントのネジ部に締め付けトルクが不十分なものがあるため、走行中の振動等によって当該ネジが緩むことがある。そのため、そのまま使用を続けると車軸がずれて走行不能に至るおそれがある。
改善措置の内容
1. 全車両、当該エンジンコントロールユニットのプログラムを改訂版に更新し、必要に応じてスロットルバルブを新品に交換する。
2. 全車両、当該燃料配管の取りまわしを確認し、相互に交差しているものは取付けを修正する。なお、摩滅している場合は新品と交換する。
3. 全車両、当該ボールジョイントの締め付けを点検し、緩みの確認されたものはボールジョイントを新品と交換の上、正規トルクで締め付ける。
不具合件数 1、2、3. 0件 (事故の有無 1、2、3共0件)
発見の動機 1、2、3. 本国製造工場での検査による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置 使用者: ダイレクトメールにて通知する。
自動車分解整備事業者: 日整連発行の機関誌に掲載する。
対策実施済車両: 対策実施済車両には、後面ガラス左下角に外-1158のステッカーを貼付する
車名 型式 通称名 リコール対象車の車台番号(シリアル番号
の範囲及び輸入期間
リコール
対象車の台数
備考
プジョー GH-T5NFU 307
スタイル
VF33CNFUE83521838~VF33CNFUE83589710
平成16年5月17日~平成16年7月5日
154台 3のみの対象台数154台
GH-3EHNFU 307
スタイル ブレーク
VF33ENFUE83515921~VF33ENFUE83586458
平成16年5月17日~平成16年6月16日
46台 3のみの対象台数46台
GH-T5RFN 307XSI VF33ARFNC82818443
平成15年2月17日
1台 1のみの対象台数1台
VF33CRFNB83465262
平成16年3月13日
1台 1のみの対象台数1台
307XT/XS/XSI VF33CRFNC82770618~VF33CRFNC83545665
平成14年12月5日~平成16年5月19日
57台 1のみの対象台数55台
1及び2の対象台数1台
1及び3の対象台数1台
VF33CRFNF82674536~VF33CRFNF83650303
平成14年11月1日~平成16年7月27日
1202台 1のみの対象台数938台
1及び2の対象台数13台
1及び3の対象台数95台
3のみの対象台数156台
GH-A307CC 307CC VF33BRFNF83024376~VF33BRFNF83653331
平成15年7月29日~平成16年7月27日
1066台 1のみの対象台数616台
1及び2の対象台数133台
1及び3の対象台数297台
3のみの対象台数20台
GH-M307CC 307CC S16 VF33BRFKC83517445~VF33BRFKC83543932
平成16年5月17日~平成16年6月16日
38台 3のみの対象台数38台
GH-3EHRFN 307XS
ブレーク
VF33ERFNF82673195~VF33ERFNF83633521
平成14年12月10日~平成16年7月27日
480台 1のみの対象台数444台
1及び2の対象台数1台
1及び3の対象台数13台
3のみの対象台数22台
307SW VF33HRFNF82665875~VF33HRFNF83651622
平成14年10月25日~平成16年7月27日
4073台 1のみの対象台数3628台
1及び2の対象台数118台
1及び3の対象台数232台
3のみの対象台数95台
合計 計6型式 計9車種 (輸入期間の全体の範囲)
平成14年10月25日~平成16年7月27日
7118台 1のみの対象台数5683台
1及び2の対象台数266台
1及び3の対象台数638台
3のみの対象台数531台

改善箇所説明図 改善箇所説明図 改善箇所説明図

不具合発生箇所

1. エンジンコントロールユニットのプログラムが不適切なため、スロットルバルブの閉じた位置で、当該バルブの振幅が大きく、電子スロットルモータのストッパーが破損することがある。そのため、エンジン制御がエマージェンシーモードになり、ブレーキ倍力装置に供給される負圧が減少し、ブレーキペダルの踏力が通常より重くなるおそれがある。

2. タイミングベルトカバー回りの燃料供給配管の取付けが不適切なため、当該配管とベイパーパイプとが交差しているものがある。そのため、走行中の振動で擦れ合い、長期間の使用により当該配管とベイパーパイプが摩滅すると燃料漏れに至るおそれがある。

3. フロントサスペンションロアアームボールジョイントをナックルアームに取り付けるボールジョイントのネジ部に締め付けトルクが不十分なものがあるため、走行中の振動等によって当該ネジが緩むことがある。そのため、そのまま使用を続けると車軸がずれて走行不能に至るおそれがある。

改善内容

1. 全車両、当該エンジンコントロールユニットのプログラムを改訂版に更新し、必要に応じてスロットルバルブを新品に交換する。

2. 全車両、当該燃料配管の取りまわしを確認し、相互に交差しているものは取付けを修正する。なお、摩滅している場合は新品と交換する。

3. 全車両、当該ボールジョイントの締め付けを点検し、緩みの確認されたものはボールジョイントを新品と交換の上、正規トルクで締め付ける。

識別表示

1. 対策実施済み車両には、エンジンコントロールユニット上面に白色のペイントでマークを表示する。

3. サスペンションロアアーム上面のボールジョイント近傍に白色のペイントでマークを表示する。