PEUGEOT 3008 ドライビングレビュー Vol.2 ペットと一緒に快適ドライブ術!ペット×3008

Vol.1 サイクリング×3008Vol.2 ペット×3008
vol.1 PEUGEOT 3008 Professional View ヒューマン・ドッグ トレーナー 須﨑 大さん
愛犬と一緒に快適ドライブ術!
「うちの犬はクルマが苦手だから…」そんなふうに決めつけている飼い主は意外に多い。でも、犬はとても順応性の高い生きものであり、飼い主の工夫しだいで愛犬を“ドライブ好き”にすることは決して難しいことではない。人にも犬にもやさしくて楽しいプジョー3008のようなクルマがあれば、愛犬との暮らしの幅はまだまだ無限大に広がっていく。
Profile:須﨑 大(すざき だい)
DOGSHIP INC. 代表。「 動物行動心理学=Animal psycho-physiology」という新しい分野を専門とし、人と犬、人と人の相互関係をライフワークとして研究。近年、社会人向けに「動物から学ぶコミュニケーション」をテーマに企業や自治体・ホテル等にて、ヒューマン・ドッグ トレーナーの立場から講師としても活躍中。
URL: http://dogship.com
犬:ティアラ
ゴールデン・レトリバー。3歳、♀。
クルマでの移動って楽しいな 愛犬をドライブ好きな犬にする方法とは?
犬を飼う人が増えるにつれて、ペットと泊まれるペンションやペット同伴でもOKというレジャー施設などが全国的に増えている。ところが、クルマに乗せようとするとひどくイヤがるとか、乗った途端にクルマ酔いしてしまうという理由で、愛犬とのドライブをあきらめている飼い主は少なくない。
「パピー(子犬)の頃にクルマで動物病院やトリミングでイヤなことをされたという記憶が、クルマでの移動記憶と結びついていると、“クルマ=楽しくない”というイメージがなかなか消えません。飼い主のほうからドライブの後には嬉しいことがあるということを、犬に教えてあげる必要があります。具体的には、わざとちょっと遠くの公園までクルマで出かけてたっぷり遊んであげる。そして家に帰ったらすぐにゴハンをあげるというのもいいでしょう。こうした行動を繰り返していくうちに、ドライブは犬にとって遊んでもらえてゴハンももらえる最高に楽しい経験の合図になるわけです。」
人間と犬のものの考え方には、根本的に大きな違いがあると須﨑さんはいう。

「例えば人間なら料理はイマイチだったけどいいワインが揃っていたから今日のレストランはまずまずかな、というふうに平均値で考える。しかし、犬は足し算しかできないので肝心の肉がまずければ結果はマイナス評価なのです。 ドライブに対する犬のネガティブなイメージに、飼い主がプラスの要素をどんどん足してあげることでドライブへの苦手意識は改善できます。」
一方、特別ドライブが嫌いというわけではないのに、どうしてもクルマに乗ると酔ってしまい、戻したフードでシートを汚してしまうという話もよく耳にする。何とかして愛犬のクルマ酔いを防ぐことはできないのだろうか?
「愛犬の異変になるべく早めに気づいてあげることが基本といえます。そのためにも普段から愛犬のことをしっかりと観察して、平常時の様子を知っておくことが大切です。
余談ですが、毛のせいで顔色が見えない犬はどこを見れば体調がわかると思いますか?意外に知られていませんが、じつは歯茎の色なんです。体調がよければ歯茎は健康なピンク色ですが、体調が悪いと暗い色になるんです。」
自分でドアや窓を開けることができない犬にとって、クルマの中という空間は逃げ場のない密室。特に人間の数千倍~百万倍ともいわれる嗅覚を持つ犬にとって、車内のニオイが大きなストレスになることも多いといわれる。
「たとえ人間は感じなくても、犬は化学製品のニオイや人工的な香料のニオイが苦手です。もし車内で香りを使うならアロマオイルなど天然成分100%のものにしたほうがいいですね。また、犬がいつも家で使っている自分のニオイがついたタオルやクッションを車内に持ち込むことで、慣れない環境でも犬が落ち着きやすくなるので試してみてください。
もうひとつ、犬とのドライブでは車内の温度管理も大切です。エアコンなどでこまめに温度や湿度に気を配り、窓を開けて空気を定期的に入れ換えるようにしたいですね。」
犬も人間も気持ちよくドライブできる快適な装備がギュッと詰まった3008
今回、須﨑さんには実際にティアラというゴールデン・レトリバーと一緒にプジョー3008に試乗していただいたのだが、実際にドライブした印象はどうだったのか?
「私は身長が187㎝あるんですが、ヘッドクリアランスも十分で圧迫感がほとんどないのには驚きました。しかも足元の広さにも余裕があったので、ドライビング・ポジションはかなりいい感じです。運転席がコックピットのようなデザインになっているのも、男性としては嬉しいですね。加速感もいいのでドライブしていてストレスがまったくなかったです。本気でこのクルマが欲しくなりました。(笑)」
ティアラはリアシートにプジョー純正のペットシートカバーを装着して乗せたのだが、このシートカバーのクオリティも須﨑さん的にはポイントが高かったようだ。

「以前、某自動車メーカーのペットシートカバーを使ったことがあるのですが、汚れが付かない素材というのはわかるんだけど、表面がツルツルしていると犬が滑ってしまって踏ん張りが効かなくなり、クルマ酔いしやすくなるんです。どちらかというと人間目線で作られていて、犬にはやさしくない商品という印象を受けました。その点、今回使ったプジョーのペットシートカバーは生地もかなりしっかりしていて、大型犬が寝そべってもとてもホールド感がいい。ティアラもとてもくつろいでいました。」
プジョー3008を試してみる
プジョー3008には人間だけでなく犬も快適にドライブを楽しむための装備がまだまだある。
愛犬家にとても好評なのが、上下方向に別々に分割して開閉するテールゲートだ。アクセサリーのラゲージカバーを使えば、抜け毛を気にせずに愛犬を乗せることができる。

「大型犬のティアラが乗っても、奥行きと高さは十分ですね。車外に犬を下ろせないような場所で犬のケアをしたり、水をあげるスペースとして重宝しそうです。」
須﨑さんはルーフ全体が大きな1枚のガラスになっているパノラミックルーフも、開放感があって気に入ったという。
「天井がこれだけ大きくオープンになっていると気持ちいいですね。きっとボクだけでなく、ティアラも開放感を感じていると思います(笑)。もし犬が眠ってしまったら、シェードを細かく調整できるのも何かと便利だし。」
「犬とドライブするなんて無理と決めつけずに、こうやればドライブできるかもと考えるためには、まず愛犬の個性を知ることが基本です。そしてドライブ後には嬉しいことがあるという提案ができれば、必ずや犬は飼い主とのドライブが大好きになるはずです。」
犬を力ずくでしつけようとするのではなく、飼い主が犬の心理、考え方を知ってロジックで犬との関係を築いていくというのが、ヒューマン・ドッグ トレーナーである須﨑さんの基本的な考え方だという。
プジョー3008を試してみる